刑事事件

31 詐欺罪の捜査・裁判実務

2017.08.28

詐欺罪の自白事件においては,まずは,被害者との示談をすることが重要になります。示談が成立している場合においては,被害者が許していることをもって,不起訴の可能性が高まりますし,起訴された場合であっても刑期が減少されることが期待できます。
 また,詐欺罪においては,詐欺罪の犯罪の故意があるかといった点が争いになるケースが多く,その前提として返済の意思があったのか,返済能力に問題がなかったのかということが問題になります。この詐欺の故意については,捜査機関から自白を執拗に求められるケースが多々あるように思われますので,争う場合には安易に「返済の意思がなかった」「返済能力がなかった」との虚偽の自白をしないように注意しなければなりません。
当事務所は,福岡を本店とし,多数の刑事事件案件を扱う弁護士法人です。熊本・八代・天草・玉名・宇城・荒尾にお住まいで,刑事事件でお悩みの方は,一度当事務所の無料相談をご利用ください。

096-356-7000

お問い
合わせ