交通事故

34 むち打ち症とは

むち打ち症とは、頸部に急激な力が加わることによるむち打ち運動によって、頸部の可動域を超える伸展や屈曲が生じたことによって現れる様々な症状の総称を指します。むち打ち症の症状としては、頸部や腰部の痛み、頭痛だけでなく、上肢から手にかけての痺れ等があります。

診断名としては、頸部捻挫や頸椎捻挫と呼ばれることが多く見受けられます。また、むち打ち症は、レントゲンやMRIなどの画像診断によって判定することが困難であり、自覚症状を訴え医師の問診及び触診によって判定されることが通例です。

また、むち打ち症の場合の後遺障害の判定の際には、上記の画像所見だけでなく、神経学的なテスト(ジャクソンテスト、スパーリングテストなどがあります。)を行い、むち打ち症の症状を他覚的に証明する必要があります。

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