後遺障害の労働能力喪失率は、後遺障害によってどの程度労働が制限されて、減収等の不利益を被ったかを算定したものです。
この労働能力喪失率については、労災補償のために作成された別表労働能力喪失率表に当てはめて評価されることが一般的ですが、この別表労働能力喪失率表はあくまで労災補償のために作成されたものですので、具体的な事情も考慮に入れる必要があります。
そのため、労働能力喪失率を算定するにあたっては、別表労働能力喪失率表を基準に、被害者の年齢、性別、後遺症の部位・程度など様々な事情を考慮に入れて判断する必要があります。
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