子の引渡し

100 子の引渡しが認められるのは難しい?

2017.01.18

子の引渡しは、様々な事情を考慮に入れたうえで、子を一方から他方の親に引き渡すことが子の福祉の観点から望ましいと判断された場合に認められます。また、連去りの態様が違法である場合(強引に連れ去った場合や、調停の席上における面会の約束に反し子を引き渡さなかった場合等)には子の引渡しが認められる場合があります。

もっとも、裁判所は、現在の監護状況が不適切でなければ原則として子の引き渡しを認めないという現状維持の発想があるように思われます。そのため、現実的に子を監護している方の親が有利であり、監護状況が長期にわたる場合にはなおさら引き渡しが困難となってしまう恐れがあります。

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代表弁護士髙石 雅之

執筆者

代表弁護士:髙石雅之

所属 熊本県弁護士会
登録番号 49659

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