養育費を算定するにあたっては、収入や子の年齢など諸般の事情を考慮して決定されます。
算定の方法については、両者の収入を基準とし、子の人数や年齢ごとに分類された養育費の算定表が裁判所から公表されています。そして、養育費調停や審判におきましては、この算定表に基づいて養育費が決定されることになりますので、算定表の使い方に熟知する必要があります。
もっとも、上記の算定表の金額は、裁判所が標準的な養育費を簡易迅速に算定することを目的としているため、算定表に基づく養育費を算定することが著しく不公平となるような特段の事情がある場合には、算定表の幅を越えた養育費が認定される場合もあります。例えば、子が私立の学校に通っていることや重い病気を抱えていること等が挙げられます。
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